さゆりさんに
「話を聞いてほしいので、グループの部屋に来てほしい」
と呼び出され、向かうとグループホームで一緒に暮らすなかまでもある美由紀さんの様子が心配だけど、うまくやり取りができず困っている。スタッフから美由紀さんに話してほしいとのことでした。
さゆりさんは以前から
大切な存在を失い、深い悲しみから立ち直れず、やる気が起きなくなっている美由紀さんに対し、
何かできることはないか考え『力をあげる』『まもる』ことを決めていました。
ムリに元気になる必要はない…
みんなが側にいて見守っている…
一人じゃないよ…
さゆりさんのおもいを美由紀さんに伝えました。
顔をあげ頷くことで応えてくれる美由紀さんの様子に、さゆりさんも安心し、話し合いの場に駆け寄りました。そして、美由紀さんの手をそっと握り
「一緒に頑張ろう!」
と声を掛け励ましました。
つらい気持ちをくみ取り、支えあえる関係が羨ましく感じられました。そして、求めるばかりは嫌!時に人に与える存在になりたい!というさゆりさんのおもいが伝わり、頼もしくも感じられました。
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